2023年 2月入選作品 (2023年  1月応募分から) <順不同>

自 由 吟

値上がりの庭の野菜が誇らしげ 長野 晃 (奈良県奈良市・83歳)
うさぎ年今年は亀で暮らそうか はぐれ雲 (東京都西東京市・73歳)
新年もその気になるは三日まで 桐山榮壽 (東京都杉並区・66歳)
新年会減って昭和が遠くなり 鴨井喜子 (福島県会津若松市・76歳)
初春のおねしょの模様逆さ富士 池田知子 (東京都三鷹市・77歳)
逆さ富士崩して入る露天風呂 加藤佑子 (東京都調布市・76歳)
家静か嵐の前か冷戦か ひぐちいちおう (埼玉県上尾市・64歳)
嫌な話聞こえないふり惚けたふり 松田千代子 (東京都豊島区・81歳)
不仲でも年に一度は富士詣で 内田順子 (東京都三鷹市・69歳)
バスの旅笑いが売りのガイドさん やんちゃん (福島県二本松市・61歳)
歳の数豆を食べてと孫の激 横手敏夫 (埼玉県南埼玉郡・69歳)
ひんぱんに自分の歳を忘れてる 笠原たかし (東京都豊島区・83歳)
ワクチンを打った日付を聞かれても 荘子 隆 (宮崎県宮崎市・71歳)
ドラマ観て山場はいつも夢の中 栂野智香子 (東京都中野区・68歳)
ケセラセラ長寿の秘訣まさにこれ 吉澤康裕 (東京都豊島区・81歳)
幸せでありたい富士の見える街 浅見忠司 (東京都三鷹市・75歳)
長生きをすれば新たな景色見え 佐藤勝亮 (東京都豊島区・61歳)
入試前お守り集め競い合う うどん人 (香川県綾歌郡・64歳)
老骨にムチうとうにも粗しょう症 ひー君 (神戸市北区・63歳)
かかりつけ二時間待って加齢です 正能照也 (福岡市南区・76歳)


課 題 「 年賀状 」  

人生を語るジイジの年賀状 やんちゃん (福島県二本松市・61歳)
年賀状のむこうに見えるいい笑顔 柳谷益弘 (静岡県駿東郡・80歳)
顔浮かべ一言添える年賀状 石田達夫 (千葉県市原市・65歳)
一筆の添え書きうれし年賀状 松永成三郎 (千葉県船橋市・83歳)
今年こそ会いましょうと常套句 亀津房子 (東京都大田区・67歳)
十年も合わぬ友より今年こそ 大勝康弘 (東京都板橋区・65歳)
半世紀年賀状だけ行き来する 中井萬里子 (東京都千代田区・75歳)
生きてますお知らせ便の年賀状 萬國谷慶子 (東京都江東区区・73歳)
来た賀状並べ一人でクラス会 藤井敬三 (東京都稲城市・82歳)
年賀状の加工写真を二度見する 山岸由美子 (東京都中央区・66歳)
パソコンの腕競い合う年賀状 横山閲治郎 (兵庫県西宮市・72歳)
昔はね賀状の数は友の数 五味淑子 (東京都千代田区・年齢不詳)
家族写真成長わかる年賀状 長島秀治 (千葉市中央区・83 歳)
子が巣立ち猫が主役になる賀状 八木五十八 (岡山市中区・62歳)
弟が賀詞に添えてる餅注意 高橋和子 (東京都品川区・86歳)
首を折り賀状に見入る喜寿の祖父 小林寿美 (東京都西東京市・72歳)
孫からの賀状にいつも励まされ 木村忠信 (東京都豊島区・83歳)
添書きに目立つコロナとウクライナ 岡田久男 (東京都大田区・85歳)
年賀状一言添えて味付けて 巌窟王 (さいたま市大宮区・78歳)
待っている出してないのに年賀状 國定伊代子 (東京都千代田区・77歳)
年賀状もういらないと友は言う 藤田とみ子 (東京都千代田区・82歳)
現役を引いても賀状追ってくる 二束三文 (東京都豊島区・81歳)
年末にママは賀状を手で渡す 岡本充敏 (東京都大田区・59歳)
卯七回賀状じまいを考える 風間なごみ (山梨県甲府市・83歳)
来年からメールにすると賀状来る 茶飯士 (横浜市泉区・69歳)
やめたいが来ないと寂し年賀状 横手敏夫 (埼玉県南埼玉郡・69歳)
歳が増え枚数が減る年賀状 長野 晃 (奈良県奈良市・83歳)
今年もか同じ人から二通来る はぐれ雲 (東京都西東京市・73歳)
達筆で感心するが読めません 鴨井喜子 (福島県会津若松市・76歳)
印刷の手抜き年賀が幅利かせ うどん人 (香川県綾歌郡・64歳)
初便り友の達者に目を細む ひぐちいちおう (埼玉県上尾市・64歳)
亡き妻の賀状処分が手につかぬ 青葉太郎 (岐阜県可児市・77歳)
習慣と思えど嬉し年賀状 正能照也 (福岡市南区・76歳)
かろうじて仲を繋いでいる賀状 荘子 隆 (宮崎県宮崎市・71歳)
来年も生きて書くぞと年賀状 山田 明 (千葉県印西市・72歳)




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